受験シーズン中は「試験当日に生理が来たらどうしよう?」と心配になることがありますよね。
受験と生理がかぶらないようにできれば、そんな不安は解消できるのではないでしょうか。
そこでこちらの記事では
- ピルを使った生理日をずらす方法
- 受験シーズン中に実際にピルを服用した人の体験談
- ピルを飲むときの注意点や副作用
についてご紹介します。
こちらの記事が、生理日を調整して受験を乗り越えたい方の参考になると幸いです。
生理をずらす方法
生理をずらす方法を調べてみると、食べ物での調整や、ストレス管理などの方法も見つかりますが、医学的には確立されていないため確実な方法と言えないんですよね。
大事な試験日と生理をかぶらないようにするためには、ピルが最も信頼性の高い方法とされているんです。
ピルについてこれから詳しく解説していきますね!
ピルを服用する
「低用量ピル」または「中用量ピル」で生理日をずらすことが可能
ピルには、下記のような種類があります。
- 低用量ピル
- 超低用量ピル
- ミニピル
- 中用量ピル
- アフターピル
「低用量ピル」と「中用量ピル」で、生理日をずらすことができますよ!
「低用量ピル」と「中用量ピル」の違い
低用量ピルと中用量ピルは、卵胞ホルモンの「エストロゲン」と黄体ホルモンの「プロゲステロン」という2種類のホルモンが配合されているお薬です。
低用量ピルと中用量ピルは、エストロゲンの配合量が違うんです!
低用量ピル | 中用量ピル | |
---|---|---|
エストロゲンの配合量 | 0.03㎎~0.04㎎ | 0.05㎎以上 |
効果 | 月経困難症や子宮内膜症の改善 月経前症候群(PMS)の緩和 生理周期の安定 ニキビなどの肌荒れ改善 多毛症の改善 月経移動 避妊 | 月経移動(生理を早める/遅らせる) 生理の一時的な停止 |
【低用量ピル】
中用量ピルより副作用が少なく、長期間の服用ができます。
【中用量ピル】
短期間での月経移動(生理を早める/遅らせる)に適しています。
ピルで生理をずらすにはいつから服用するのがいい?
ピルで生理を早める方法
- ずらしたい生理の一つ前の生理が始まってから5日目までの間に、低用量ピルの服用を始めます
- 1日1回1錠を10~14日間服用し、生理が来てほしい日の2~3日前で服用をストップ
- 服用をストップしてから2~3日後に生理がくるため、生理を避けたい日の前には生理が終わった状態となります。
生理を早めた方が、生理を避けたい期間中に薬を飲む必要がないので、副作用の心配をしなくていいというメリットがあります!
ピルで生理を遅らせる方法
生理を遅らせるのには主に中用量ピルが使われます。
- 生理が来そうな日の3〜5日前から中用量ピルの服用を始めます。
- 生理を避けたい日まで服用を続けることで、生理が来ない状態を保つことができます。
- 服用をストップしてから2~3日後に生理がきます。
普段から低用量ピルを服用している方は、生理を遅らせたい日まで継続して服用すると、次の月経に確実にずらすことができますよ!
受験シーズン中に実際にピルを服用した人の体験談
受験シーズン中に、実際にピルを服用して受験を乗り越えた方の投稿をご紹介します。
ピルを飲むことで、試験日と生理がかぶらなくなり、安心できますよね!
※生理をずらす(月経移動)目的でのピル処方は、自費診療となりますので、ご注意ください。
ピルを服用する時の注意点
受験シーズン中はピルに助けられたという人も多い中、副作用が出てしまい服用を続けられなかったという方もいるのが事実です。
試験当日に副作用が辛かった…なんてならないようにしたいですよね。
ピルの副作用は個人差があるので、自分にピルが合うのかどうかを確認するために
生理がかぶりそうな時の、ブールの授業や学校のテストの時に、ピルを試してみるといいよ!
という意見も多く見られました。
早めに試しておくと、自分に合うピルも見つかりやすくなるので、安心に繋がりますね!
ピルの副作用
副作用が出るかどうかは人によりそれぞれで、実際にピルを服用してみないと分かりません。
副作用が辛い人もいれば、全くないという人もいるんですよね。
日本産科婦人科学会編の医師向け情報提供資料などによると、吐き気や頭痛の副作用の発生が多いようです。
【低用量ピルの副作用】
副作用のピークは飲み始めて1~2か月で、3か月程度で多くの人は気にならなくなると言われています。
【中用量ピルの副作用】
通常2~3日ほど副作用の症状が続くことが多いですが、体が慣れてくると徐々に症状は軽減されてくると言われています。
副作用の症状は、低用量ピルの種類を変えることで解決するという方もいますので、副作用の症状が辛い時は、医師に相談してみて下さいね!
実際に服用を続けていたら副作用がなくなったり、ピルの種類を変えてもらって落ち着いたという声もありましたよ!
ピルを服用するにあたり、「血栓症」という注意が必要な副作用があります。
※血栓症とは、血管内に血のかたまり(血栓)ができることで、血管がつまってしまう病気
高血圧や肝障害のある人、家族が血栓症に関連する病気や乳がんにかかったことがある人などは、血栓症のリスクが高まるため、慎重に処方してもらう必要がありますので、医師とよく相談してくださいね。
受験の時に生理をずらすための準備
医師に早めに相談する
ピルを服用して、試験日と生理がかぶらないようにしたい場合
- 自分にピルが合うかどうか、プールの授業や学校のテストなど、生理がかぶりそうな時に事前に試してみると安心
- 生理を早めたい場合は、長い期間ピルを服用することになるので、最低でも試験日の1ヶ月前までにはピルを処方してもらうと安心
上記のようなことからも、なるべく早めに医師に相談すると安心できますよ!
ピル処方はオンラインクリニックが便利
低用量ピルや中用量ピルを処方してもらうには
- 婦人科
- オンラインクリニック
この2種類があります。
生理をずらすためのピル処方は、保険適用にならないので、各病院やクリニックが自由に価格を決められるんです。
そこで自費診療の診察料を比較してみると、下の表のように婦人科の方が高いという結果になりました。
オンラインクリニック | 婦人科 | |
---|---|---|
診察料 | 0円~2,000円台 ※1,500円~1,600円台が多い | 1,000円台~ ※2,000円~3,000円が多い |
その他の料金 | 送料0円~ ※550円が多い | 交通費 |
初診料が無料のオンラインクリニックを選ぶとお得にピルが購入できますよ!
また、外来の婦人科の場合は
- 待ち時間が長い
- 初診料がかかる
というデメリットや、婦人科って受診するのになんだか抵抗もありますよね。
その点オンラインクリニックは
・待ち時間ほぼなし
・ビデオ通話や電話だけですぐに診察終了
なので、気持ちも楽ですよ♪
・ピルの価格や診察料など
・お届けのスピード
・配送やお届け方法についてなど
・診療時間や診察方法など
低用量ピルは6院、月経移動ピルは4院と厳選したクリニックを徹底比較しご紹介していますので、ピルの処方を検討している方はぜひ、参考にしてみて下さいね。
比較した結果、低用量ピル・中用量ピルのどちらもメデリピルが安く処方してもらえます!
まとめ
受験日と生理をずらすための方法として、低用量ピルや中用量ピルの服用が最も信頼性の高い方法とされています。
受験シーズンに、ピルを服用したいと思っているなら、とにかく早めに医師に相談することが安心にも繋がりますよ!
生理をずらすためのピル処方は、どこにいてもスマホですぐに医師に診察してもらえる、オンラインクリニックがおすすめです!
待ち時間がほとんどなく、ピルは家に送ってもらえるので、婦人科に行くよりも、かなりの時間の削減ができますよ♪
早めに生理をずらすための準備をして、受験を乗り切ってくださいね!