40代・50代でも妊娠するって本当?おすすめの避妊方法や閉経の確認方法を徹底解説!

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40代・50代でも妊娠の可能性はあります。

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年齢を重ねるにつれて妊娠のリスクは減るものの、ゼロになるわけではありません



そして、閉経を迎えたかどうかを確認することは、避妊継続の判断にとても重要となります。

そこで、こちらの記事では

40代・50代でも妊娠する可能性
閉経の確認方法
40代・50代におすすめの避妊方法とメリット・デメリット
避妊をやめる時期の判断

上記について詳しく解説します。

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こちらの記事を読んで、ご自身にとっての最適な避妊方法が見つかると幸いです。


目次

40代・50代でも妊娠するの?閉経したのかを知る方法は?


40代・50代でも妊娠する可能性はゼロではない

40代以降も排卵が続いている限り、妊娠する可能性があります。

妊娠率は低下しますが、完全にゼロになるわけではないので注意が必要です。

参考:厚生労働省「令和3年度衛生行政報告例の概況」「母体保護関係」


上記の表のように40代で望まない妊娠をしている方は多く、2021年では40代の人工妊娠中絶件数は10代より約1.46倍も高いことが分かっています。

50代でも、人工妊娠中絶件数は毎年10~19件報告されています。

閉経していなければ避妊が必要

閉経年齢の平均は50歳前後ですが、個人差があり、55歳を過ぎて閉経する方もいらっしゃいます。

閉経が確定するまでは卵巣機能が働いているため、妊娠の可能性があります。

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40~50代でも予期せぬ妊娠をしないようにするためには、避妊が必要ですね。


閉経の確認方法

次の3つが診断基準により、閉経したかどうかが分かります。

  1. 月経の停止期間
  2. 血液検査
  3. 症状の評価


1.月経の停止期間

最後の月経から12か月連続で生理が来ていないという場合、多くの医師が閉経と診断しています。

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1年間連続して月経がないということが、閉経の最も一般的な診断基準となっていますよ!


2.血液検査

血液検査で女性ホルモン(エストロゲン)と卵胞刺激ホルモン(FSH)のレベルを測定し、閉経を判断します。

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閉経が近づくとエストロゲンのレベルが低下し、FSHのレベルが上昇するので、それらの値から閉経の診断がされます。


3.症状の評価

閉経の前兆には

  • 月経不順
  • 睡眠障害
  • 夜間の発汗
  • ホットフラッシュなど

上記のような症状があり、これらの症状とホルモン値を総合的に評価することで閉経の進行を判断できます。

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生理が長期間来なかったり、更年期のような症状がある場合は閉経の前兆の可能性が高いので、婦人科医に相談してみて下さいね。


40代・50代におすすめの避妊方法とメリットとデメリット

40代・50代のおすすめ避妊方法として、以下の5つの方法があります。

  1. コンドーム
  2. 避妊手術
  3. IUS(子宮内避妊システム)・IUD(子宮内避妊器具)
  4. 低用量ピル
  5. アフターピル(緊急避妊薬)

下記は主な「避妊方法」「避妊の失敗率」「具体的な方法」を表にしたものです。

スクロールできます
避妊法失敗率
(妊娠率%)
方法
コンドーム2~8%装着することで妊娠を防ぐ。
装着ミスや破損、はずれなどによる失敗が多い。
避妊手術0.5%手術により卵子の通路 (卵管)をふさいだり、切断したりする方法。
IUS
(子宮内避妊システム)
0.2%

子宮に挿入することで受精卵の着床を防ぐ方法。
IUDに黄体ホルモンが付加されているのがIUS。
IUD
(子宮内避妊器具)
0.6~0.8%
低用量ピル
(経口避妊薬、OC)
0.3~9%女性ホルモンの入った錠剤を毎日服用することで、排卵を抑制するほか、精子の子宮侵入を抑制したり、子宮内膜を着床しにくい状態にする方法。
参考:あすか製薬避妊法別メリット/デメリット/失敗率


1.コンドーム

コンドームは、主に避妊や性感染症の予防を目的として使用される、薄いゴム製またはプラスチック製の商品です。

メリット
  • 処方箋なしで、薬局・ドラッグストア・スーパー・オンラインショップなどで簡単に購入ができる
  • 避妊効果に加えて、性感染症の予防もできる
  • 正しく使用すれば避妊成功率は98%
デメリット
  • 装着ミスや、破れたりすることで避妊に失敗するケースがある
  • ラテックスアレルギーを持つ人には、コンドームがアレルギー反応を引き起こす可能性がある
  • 感度低下や使用感に違和感を感じる場合がある

コンドームは、正しく使用すれば避妊効果が高く、HIVやクラミジア、淋病などの性感染症の予防もできるのが最大のメリットです。

一般的なゴムの素材はラテックスなので、ラテックスアレルギーを持っている人は注意が必要です。

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ラテックスアレルギーのある人向けには、ポリウレタンやポリイソプレン製の商品も販売されていますよ!


2.避妊手術

避妊手術は、女性の卵管(卵子の通り道となる管)を糸で結んでふさぐ、または切断することで、妊娠を防ぐ方法です。

メリット
  • 99%以上の高い避妊効果がある
  • 一度手術を受ければ半永久的に高い避妊効果が得られる
  • 手術後、避妊を続けるための追加の費用が不要
デメリット
  • 一度手術を受けると、元に戻すことが非常に困難
  • 手術に伴うリスクや合併症(感染症、出血、麻酔など)がある
  • 手術費用が高額


避妊手術は一度手術を行えば、生涯にわたって高い避妊効果が続くので、下記の方に特におすすめの避妊方法です

  • 永久的に妊娠を避けたい人
  • 今後子どもをもうける予定がない人
  • 他の避妊方法(低用量ピルやコンドームなど)が体質的に合わない方
  • 低用量ピルを服用できない方(喫煙者、高血圧、糖尿病があるなど)
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避妊手術は自費の相場は約10~30万円で、この他に検査代や入院代などの費用がかかる場合があります。


避妊手術を行うと、生殖機能を元に戻すことは非常に困難ですので、手術を受ける前に、パートナーや医師とよく相談してくださいね。



3.IUS/IUD(子宮内避妊システム/子宮内避妊器具)


IUS・IUDはどちらもT字型のもので、子宮内に挿入される避妊具です。

【IUS】(子宮内避妊システム)
子宮内でプロゲスチン(レボノルゲストレル)というホルモンを持続的に放出し、子宮内膜を薄くし、受精卵の着床を防ぎます。

代表的な製品には「ミレーナ」があります。

【IUD】(子宮内避妊器具)
銅線を巻いたT字型の子宮内避妊具で、銅の働きにより精子の運動を阻害、受精卵の着床を防ぎます。

メリット
  • IUSは3~5年、IUDは5~10年と長期間の使用が可能
  • IUSは月経量が減少するため、月経痛の軽減も期待できる
  • IUDは緊急避妊薬としても使用ができる
  • 除去すればすぐに妊娠可能な状態になる
デメリット
  • 子宮内に装着するため、痛みや違和感がある場合がある
  • 挿入後数ヶ月間、不正出血が見られることがある
  • IUDは月経量が増える可能性がある
  • 装着や除去、交換時に費用がかかる


IUS・IUDは、最長10年と長期間の避妊ができることが最大のメリットです。

また避妊具を除去すれば、すぐに妊娠可能な状態になるので、妊娠を望む方にも安心して使用ができます。

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IUS・IUDの費用の相場は約2~5万円ですが、子宮内膜症や月経困難症などの治療が必要な場合、保険適用される可能性が高いですよ!


4.低用量ピル


低用量ピルには、卵胞ホルモンの「エストロゲン」と黄体ホルモンの「プロゲステロン」という2種類のホルモンが配合されていて、生理中の不快な症状改善や、月経移動、避妊の目的で使用される薬です。

メリット
  • 避妊効果は99%以上
  • 月経痛を軽減する効果や月経関連の不快な症状を和らげる
  • 月経周期を安定させてくれる
  • 月経前症候群(PMS)の症状を軽減させる効果がある
デメリット
  • 喫煙者や高血圧の方、年齢などにより服用できない場合がある
  • 副作用が現れることがある
  • 飲み忘れると効果が減少してしまう
  • 性感染症の予防には効果がない

低用量ピルの避妊効果は99%以上と高いので、避妊にはとても優れています。

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生理前や生理中の不快な症状も軽減させてくれるので、生理痛などが辛い方にも嬉しいですよね。

しかしデメリットとして、高血圧・糖尿病・肝障害などの病気がある方、喫煙者、40歳以上の方は、血栓症のリスクが高くなるので、処方をおすすめしていない医療機関が多いのも事実です。

そこで、低用量ピルの処方に年齢制限があるのか、オンラインピル処方のクリニックを調べたところ

メデリピル46歳未満
マイピル45歳まで
ルナルナおくすり便49歳未満

上記のような記載がありました。

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40歳以上で初めて低用量ピルを服用する方は特に、医師とよく相談してみてくださいね。


5.アフターピル(緊急避妊薬)

アフターピル(緊急避妊薬)は、避妊をしなかった時や、避妊に失敗した場合に、緊急的に妊娠を防ぐための薬です。

メリット
  • 早めの服用により高い避妊効果がある
  • 1回の服用で効果がある
    ※ヤッぺ法を除く
デメリット
  • 副作用が現れる可能性がある
  • 避妊効果は高いが、100%の成功率ではない
  • 価格が高い

アフターピルには3種類あります。

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それぞれの方法にメリット・デメリットがありますので、処方を検討されている方は参考にしてみて下さいね。


※表内のアフターピルの価格は当サイト調べによる

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種類妊娠阻止率メリットデメリット
ヤッペ法
約57%(72時間以内の内服)・アフターピルの中では比較的安い
(4,000円台)
・2回服用しなければならない
・吐き気などの副作用が出やすい
レボノルゲストレル法
約81%(72時間以内の服用)

妊娠阻止率は性交後
24時間以内の服用:95%
25時間~48時間の服用:85%
49時間~72時間の服用:58%
・1回服用(処方後すぐ1錠)
・効果が高い
・副作用が少ない
・ヤッぺ法よりピルの価格が高い
(8,000円台~12,000円台)
・性交後の服用時間が遅くなるほど妊娠阻止率が低くなってしまう
ウリプリスタール法
約98%(120時間以内の服用)・有効な時間120時間以内と長い
・1回服用(処方後すぐ1錠)
・効果が高い
・副作用が少ない
・レボノルゲストレル法よりピルの価格が高い
(8,000円台~16,000円台)
・国内非承認なので、国の「医薬品副作用被害救済制度」の対象外
参考:WHOが行ったノルレボ内服による妊娠阻止率に関する調査による


表の中にあるレボノルゲストレル法には、国内承認薬の「ノルレボ」と「レボノルゲストレル(ノルレボのジェネリック薬)」があり、妊娠阻止率は以下のグラフのようになっています。

参考:日本産科婦人科学会「緊急避妊法の適正使用に関する指針(平成 28 年度改訂版)」

避妊に失敗したかも?と思ってから、服用までの時間が遅くなればなるほど、妊娠阻止率は下がってしまいます

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万が一の時すぐに飲めるように、アフターピルの予備があると安心ですね!


アフターピルは病院の婦人科や、オンラインクリニックで処方してもらうことができます

低用量ピルと同様、40歳以上の方は血栓症のリスクが高まりますが、オンラインクリニックを調べたところ、アフターピルの処方に年齢制限を設けていないクリニックもみられました。

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40代・50代の方も、医師の判断によりアフターピルを処方してもらうことが可能ですので、よく相談をしてみて下さいね!


アフターピルは、自宅や職場の近くの病院の婦人科で処方してもらうとすぐに服用することができますが、知り合いに会ってしまう可能性もあり、気になる方も多いのではないでしょうか。

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それに比べて、オンラインクリニックでは、人目を気にせず診察・処方をしてもらえますし、待ち時間がないのがメリットです!



アフターピルの処方は自由診療となるので病院の婦人科でも保険適用はされず、それぞれのクリニックにより価格が変わってきます

そこで、アフターピルを処方してくれる、オンライン診療のクリニックを6院比較してみました。

平均約1,600円台の診察料が無料になるクリニックもあり婦人科を受診するより安くなることもありますよ!

・アフターピルの価格や診察料など
・お届けのスピード
・配送やお届け方法についてなど
・診療時間や診察方法など

計14項目で厳選した5クリニックを徹底比較し、価格が安いクリニックもご紹介していますので、アフターピルの処方を検討している方はぜひ、参考にしてみて下さいね。

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クリニックの中にはまとめ買いできるところもあるので、怪しいなと思った時のために予備を持っておくと安心ですね!


避妊をやめる時期はいつ?

妊娠を望まない場合、避妊をやめるのは閉経と医師に判断されたが後が最適です。

月経が12か月間連続で来ていない場合、医師に相談をし、必要に応じてホルモンの値をチェック、閉経と判断されれば安心して避妊をやめることができます。

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閉経後は妊娠の可能性はなくなりますが、性感染症のリスクはありますので、予防をしてくださいね!


まとめ

40代・50代でも妊娠の可能性があるため、妊娠を望まない場合は、閉経と判断されるまでは避妊が必要です。

40代・50代のおすすめの避妊方法としては

  • コンドーム
  • 避妊手術
  • IUS/IUD(子宮内避妊器具/子宮内避妊システム)
  • アフターピル

があり、それぞれにメリットとデメリットがあります。

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こちらの記事を参考に、ご自身に合う避妊方法を見つけていただけたら幸いです。



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